前回は読み聞かせに向いている絵本の分類を紹介しました。でも、そのなかでもある条件によってはあまり読み聞かせが上手くいかないことがあります。
ポイントは以下の3つです。
(1)展開が単調すぎる
(2)繰り返しが多すぎる
(3)アクションが地味
順に説明していきます。
sponsored link
(1)展開が単調すぎる
列挙系の絵本でたまにあるのが、展開が単調すぎる絵本です。対象年齢が極端に低い絵本にありがちです。Aが出て、次にBが出て、最後にCが出て…おしまい。展開が単調だと、変化が少なくて、読んでいてもあまり楽しくないし、盛り上がりません。
(2)繰り返しが多すぎる
列挙系の絵本で繰り返しが多すぎると、子ども達が飽きてしまうことがあります。同じアクションを何度もくり返す場合、5回もやれば十分です。ただ「ぴょーん」は例外です。ジャンプ(ぴょーん)を10回繰り返すのですが、でも、途中でジャンプしない動物が出てきて、飽きない工夫ができています。反対に、短すぎるのも考えもの。「いないいないばあ」なんてもっと長くても楽しめるはず。(自分でくり返してもいいですけどね)
(3)アクションが地味
列挙系の絵本で、「ぴょーん」のようにダイナミックな動きと反対に、地味なアクションの絵本もあります。経験的に「ニコニコ」と「スヤスヤ」のアクションは演じづらいです。
「おひさまあはは」という絵本があります。これはひたすら「あはは」を列挙します。ただ、アハハという動きがけっこう苦戦します。(ただ、力量が伴っていれば読み聞かせしやすい絵本だと思います)
同じように、動物たちが次々とスヤスヤ寝るとかも読みづらいです。
ここに挙げた条件は、あくまで個人の感じ方によって幅が異なると思います。また、この条件があてまるからといって悪い本、ということではありません。「沢山の子ども達に読み聞かせづらい」というだけです。
次回はこの続きで、もう少し幅広く、読み聞かせしづらい絵本のポイントをご紹介します。
sponsored link